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日本製紙/新形状の紙パックお目見え、四国乳業が採用

2014年08月25日 / 商品

日本製紙は8月25日、同社が開発した「屋根型紙パック」の新容器が、四国乳業の牛乳容器に採用され、国内で初めて流通することになったと発表した。

採用されるのは、日本製紙が2012年1月に開発した屋根型紙パック「NP-PAK+R(エヌピーパック プラスアール)」。同社はこれまで、同容器の新規販売に取り組んできた。

<「NP-PAK+R」が採用された四国乳業「濃厚4.5」>
「NP-PAK+R」が採用された四国乳業「濃厚4.5」

今回、四国乳業がリニューアル発売する「濃厚4.5」(900ml、420ml)で使われることが決まった。29日から製造を開始し、順次、店頭販売する。

従来形状の紙パックは、50年以上の間、形を変えていない。消費者の多様な嗜好に合わせ、新しい形状の容器を求める声が上がるなか、同社は日本大学藝術学部デザイン学科と共同で、新容器「NP-PAK+R」を開発した。

新容器では、屋根部の形状に曲線を組み込んだ。独自の形状で「アイキャッチ性」を高めたほか、ユニークな非対称形状により、「あけくち」側が分かりやすいことが特長。

さらに、補助罫線を入れ、急須のように丸みを帯びた注ぎ口にしたことで、飲料を注ぎやすくなったという。

<注ぎ口の下に補助罫線を入れた>
注ぎ口の下に補助罫線を入れた

<使用イメージ>
使用イメージ

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