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消費財・流通業界60社超/EDIシステム障害に備え共同防災訓練

2010年08月23日 / IT・システム

メーカー・卸売業間の受発注・請求回収業務などの取引データの通信を行なうネットワークシステム(EDIシステム)を構築・運営しているプラネットが中心となり、9月1日にネットワークシステム切り替えの防災訓練を、プラネットユーザーのメーカー・卸売業の60社以上が共同で実施する。

業界共同の防災訓練「EDI障害対応訓練」はことしで5回目となる。一般に消火や避難などのリアルな訓練は多く見受けられるが、目に見えないインターネットやシステムでおこる障害対策訓練にも今後ますます注目が集まるものと考えられる。

訓練は、9月1日9時00分~19時00分に行い、ライオン、ユニ・チャーム、サンスター、エステー、牛乳石鹸共進社、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、Paltac、あらたをはじめとした消費財メーカーと卸売業が参加を予定している。

訓練内容はEDIシステム利用全企業への緊急連絡、災害対策本部の設置、遠隔地(大阪)に設置されたEDIバックアップシステムへの切り替え訓練で、首都圏データセンターに設置されているEDIシステムがダメージを受け、サービスの継続が困難になったと想定し、大阪データセンターに設置されている「EDIバックアップシステム」の緊急立ち上げとユーザー側の切り替え訓練を実施する。

EDIバックアップシステムは下記URLを参照。
http://www.planet-van.co.jp/bcp/common/img/portImg03_w500.gif

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