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富士通など/ファッション業界向け商品管理システム

2010年10月04日 / IT・システム

富士通と富士通システムソリューションズは10月4日、ファッション業界向けの商品管理システム「Pastel Plus(パステル プラス)」をリリースすると発表した。

営業部門や商品部門などの本部が各店舗に対し、商品の最適な品ぞろえや売価変更の指示を出す業務を支援する。

同システムは、各店舗で販売されている商品のなかで、在庫不足になりそうな商品や売れ行き不振の商品を自動的に抽出するとともに、販売状況をもとに、店頭に陳列する商品の適正な数量や値下げの価格をシミュレーションし、戦略的な数量や価格を提示する。

顧客の管理本部では、従来のような専門家や店舗販売員の経験やカンに依存する売り方ではなく、各店舗に対し商品の店舗間移動や売価変更の指示をタイムリーに出すことが可能。販売機会の損失や売れ残りを防ぐことができる。

販売実績情報を活用した多角的な分析も行え、次期販売計画の立案や売上不振店の原因追究、各店舗の品ぞろえ力の強化などにつなげることができる。

ファッションビジネスは、消費者嗜好やトレンドの変化が激しいなか、販売実績情報から最適な品ぞろえや販売計画を見出すための、迅速で多角的な情報分析が求められている。

取り扱い商品の多様化により、どの店舗にどのような商品をどれだけ置けば販売機会損失や売れ残りを防げるかを正確に把握し、迅速に対応することが課題になっている。

■詳細・問い合わせ
http://jp.fujitsu.com/solutions/retail/specialstore/pastelplus/

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