流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





NEC/専門店向けローコスト導入のPOSシステム発売

2009年07月31日 / IT・システム

NECインフロンティアは8月3日、小規模専門店向けにローコストで短期間に導入できるPOSシステム「Store@BASECOMPACT」(ストアベースコンパクト)を発売する。

アパレル・雑貨・靴・鞄・アクセサリー・カジュアル・スポーツなどの専門店や、土産物、菓子・食品などの分野で、数店舗程度の出店をする企業向け店舗システムとして開発した。

新製品は、POSターミナル「TWINPOS5100Mi」に、専門店向けソフトウエアを組み込み、管理用サーバを組み合わせて構成している。システムのイニシャルコストを低く設定し、各種マスタの登録設定や売上管理、分析を簡単な操作で行えるようにした。

導入企業の既存の本部システムや、市販の在庫管理・会計管理システムなどとの連動も簡便に行える。これまで同社での対応が困難だった、約5万~10万社の小規模専門店市場を、直営の支社・支店、販売店各社のネットワークを通じて積極的に開拓していく考えだ。

POSターミナルと管理用サーバに必要なソフトウエアを組み合わせてパッケージ化。数店舗程度の小規模な店舗展開や新業態の出店の際にイニシャルコストをできるだけ抑えたい、という企業のニーズにマッチしたシステム。オプションとしてポイント管理や顧客管理機能も準備している。

POSターミナルは、小規模店舗に最適なコンパクト設計で、画面が見やすく操作が簡単。事業の拡大に伴う出店増加や店舗拡張の際には、「StoreBASECOMPACT」の資産を活用しながらStoreBASEシリーズの上位モデルへのアップグレードも可能。

POSシステムは、工場出荷段階で必要なプログラムと基本情報のインストールを行うため、設置時の作業を最小限にしている。管理用サーバとクライアントPCは、必要なソフトウエアと基本情報が入ったDVDが添付されており、設置時にインストールするだけで稼動を開始できる。商品マスタの入力や登録など各種設定作業は、添付のマニュアルを利用してユーザーが容易に行える。

管理用サーバの連動インターフェース仕様を公開しているため、導入企業の既存の本部システムや市販の在庫管理・会計管理システムとの接続が従来よりも簡便に行うことが可能。オプションとして販売管理・在庫管理パッケージと連動するソフトウエアも準備している。

POSからの売上データをリアルタイムにサーバで集計し、店舗経営に欠かせない売上管理などの基本帳票の出力のほか、企業のニーズに合わせた時間帯別売上分析、属性別分析など各種分析を効率良く行う。ユーザー設定の属性や区分を縦軸にドラッグ&ドロップすることにより、集計条件を自由に追加することができ、独自の分析を行うことも可能。分析結果はエクセルシートへの出力ができる。

問い合わせ
ITサービス営業事業部
リテイル&サービス営業推進部
TEL03-5282-5824
storebase-doc@nec-i.jp.nec.com

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧