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イオンリテール/9月の全社売上高1.6%減の1428億円

2009年10月09日 / 月次

イオンリテールが10月9日に発表した9月(8月21日-9月20日)の営業概況によると、全店売上高は1428億円(前年同月比1.6%減)となった。

売上状況は、同日対比売上高が1.6%減、同曜対比売上高も3.1%減と減少。来客数は同日対比が7.0%増、同曜対比も5.9%増と増加した。客単価は同日対比が8.1%減、同曜対比は8.6%減となった。

既存店実績では、同日対比売上高が4.7%減、同曜対比は6.1%減。来客数は同日対比が1.5%増、同曜対比も0.5%増と増加。客単価は同日対比が6.1%減、同曜対比が6.6%減となった。店舗状況は、まいばすけっと北谷町店など4店舗を出店し、マックスバリュ北島店など9店舗を閉店したため月末店舗数はGMS251店舗、SM76店舗、その他129店舗の計456店舗となった。

商品部門別の売上状況は、衣料が前期比0.3%増、食品が1.4%減、住居余暇が1.1%減となった。9月新学期準備、シルバーウィークの行楽、敬老の日などの需要に対応する品揃えを強化し、後半の気温の低下で秋物商材が動きはじめるなど、衣食住各部門で既存店売上高伸び率のマイナス幅が8月に比べて改善した、特に衣料では計画を上回って推移した。

トップバリュの衣料では、顧客の声を取り入れて開発し、価格競争力を高めた「ベストプライスbyトップバリュ880円ファッションシリーズ」のジーンズや、新発売の機能性インナー、フリース、期間限定7800円で販売した紳士ビジネススーツなどが好評を得て客数・点数の増加に寄与した。荒利益率は、衣料、食品、住居余暇ともに昨年を下回り、販管費は既存比92.4%となった。

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