イオン/8月の連結売上高は5.8%減の4285億円
2009年09月30日 / 月次
イオンが9月30日に発表した8月の連結売上高は、4285億円と前年同月比5.8%減となった。
店舗状況では、SMを4店舗開店、5店舗閉店した。月末店舗数はGMS606店舗、SM1255店舗、SuC33店舗となった。
全店実績で前年実績超となったのはマックスバリュ東海(14.9%増)。
このほかの全店実績は、イオンリテールが7.3%減、イオン北海道3.2%減、イオン九州5.2%減、マイカル3.5%減。マックスバリュ北海道3.8%減、マックスバリュ東北2.7%減、マックスバリュ中部0.7%減、マックスバリュ西日本2.7%減、ミニストップ4.7%減、イオンファンタジー8.9%減、ブルーグラスは21.1%減、コックスは17.3%減となった。
8月20日、タキヤとミニストップは、タキヤのドラッグストアのノウハウと店舗網、ミニストップの商品開発力とフランチャイズビジネスのノウハウを融合させ、利便性の高い新業態のドラッグ&コンビニを展開するため、「タキヤ・ミニストップサテライト巽南店」を開店した。
8月25日、イオンは、東北地区を営業基盤とする子会社4社(イオンリテールの東北カンパニーの総合小売事業と同社の東北地区のマックスバリュ事業、マックスバリュ東北、イオンスーパーセンター、サンデー)で、企業の枠を超えた組織・機能体制を構築することを決定した。仕入れ機能の共有化により、各地域の市場でのスケールメリットを創出し、訴求力のある価格と品ぞろえの実現を目指す。
後方業務については、販売技術のノウハウや商品知識の共有化によるサービスレベルの強化などにより、東北エリアでの対応力を高め、顧客満足度の向上に努めると同時に、合理的なコスト削減にも取り組んでいく。
8月度は、夏のレジャー関連や、お盆準備関連商品の販売を強化した。グループを挙げて取り組む低価格戦略を進めるなか、例年に比べ遅い梅雨明けや台風による集中豪雨など不安定な天候の影響を受け、盛夏商材の動きが鈍く、総合小売事業や専門店事業の売上高は低調となった。
「トップバリュ」やナショナルブランドの低価格化については、顧客の支持を得た。新たに全国のジャスコ、サティ、ポスフールなどのグループ店舗で販売を開始した、「ベストプライスby トップバリュ880円ファッションシリーズ」のジーンズは、計画を上回り売上高を伸ばした。
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