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チェーンストア/9月販売額、前年同月比2.2%減

2008年10月22日 / 月次

日本チェーンストア協会が10月22日に発表した9月のチェーンストア販売統計によると、会員企業71社(8680店舗)の売上高は1兆262億2266万円で、前年同月比2.2%減(店舗調整後)、前月比では7.1%減となった。

売上高のうち、食料品は6572億7947万円(前年同月比2.3%減)、衣料品が1009億3177万円(5.2%減)、住関連が2009億345万円(2.2%減)。

協会では、8月は天候不順などの影響で売上は前年を割り込んだが、9月に入っても生活者の生活防衛色が好転する要素が見られず、衣料品などで買い控えの傾向もあって苦戦したとみている。

なお、天候は、前半は晴れの日が多かったが後半は台風、低気圧の影響で曇りや雨の日が多く、月平均気温は前年に比べると低かった天候要因と、前年に比べ土曜、日曜日が1日少なかったことに加え、ガソリン価格の高止まり、食品価格の上昇、米国大手金融機関の破綻による先行不安から生活者は生活防衛色を強め、平成20年9月度の総販売額は2ヶ月連続で前年同月を下回ったとしている。

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