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三越/8月の売上高、全店合計で2.0%減

2008年09月10日 / 月次

三越が9月1日にまとめた2008年8月の売上速報によると、全店合計で前年比2.0%減となった。

店舗別の売上高をみると、日本橋本店が0.9%減、新宿アルコットが0.7%増、銀座店が0.5%減、池袋店が1.3%減、千葉店が0.9%増、仙台店が1.7%減、札幌店が5.0%減、名古屋栄店(ラシック含む)3.3%減、星ヶ丘店が1.4%増、新潟店が0.5%減、広島店が1.2%減、高松店が3.6%減、松山店が7.0%減、福岡店が2.6%減、鹿児島店が9.5%減。

概況をみると、衣料品では、夏物のセール品と羽織り物など秋まで着られる端境期商品がよく動き、雑貨では水着とUV関連商品などシーズンMDが引き続き好調だった。
食品はお盆の帰省土産を中心に好調で、美術・宝飾部門は堅調に推移した。終盤は「大創業祭」が好評で全体を押し上げたものの、天候不順も響き、全店舗の売上は2.0%減となった。

日本橋本店では、婦人服については夏物セールと羽織り物など秋まで着られる端境期商品の需要が高かった。
紳士服では、甚平とTシャツなどシーズンMDを中心にカジュアルは堅調に推移したが、重衣料などビジネスの動きが鈍かった。
帰省土産で賑わった食品部門と美術・宝飾部門は堅調で、「大創業祭」も好調に推移した。

銀座店では、水着などシーズンMDが引き続き好調だったほか、宝飾品と改装前の売りつくしセール開催の婦人靴が伸長した。
今年で10回目になる「スヌーピー in GINZA」も10周年記念グッズを中心にけん引し、「大創業祭」も各施策が奏功したが、改装工事に伴う売場閉鎖の影響が出た。
予算は達成し、計画通りに推移している。

名古屋栄店では、衣料品については紳士・婦人ともに伸び悩んだが、子ども服と婦人雑貨が好調に推移した。帰省土産に動きのあった食品部門と美術・特選・宝飾部門も堅調に推移したが、集中豪雨の影響で29日(金)に休業した影響が出た。

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