流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本マクドナルド/当期利益58.5%増の123億円

2009年02月04日 / 月次

日本マクドナルドホールディングスが2月4日発表した2008年12月期連結業績によると、売上高は4063億7300万円(2.9%増)、営業利益195億4300万円(16.8%増)、経常利益182億3900万円(16.8%増)、当期利益123億9300万円(58.5%増)と増収増益となった。

フランチャイズ収入は441億7900万円(35.7%増)で、フランチャイズ契約締結にともなう店舗運営事業の売却益43億3500万円を含んでおり、直営店売上高は0.07%減の3616億7000万円。

なお、直営店舗とフランチャイズ店舗を合計した売上高は5183億1600万円(4.8%増)となり、外食産業では初の5000億円突破を達成した。また、既存店売上高は4.0%増で、5年連続のプラスとなった。

主要な施策は、フランチャイズ化の推進(24.5%増の当期末現在1588店舗)、店舗改装(232店舗)、24時間営業店舗の拡大(1632店舗)などの運営面のほか、「プレミアムコーヒー」や「クォーターパウンダー」、「シャカシャカチキン」をはじめとする新商品投入など。

当期利益の増加は、連結子会社の日本マクドナルドと日本トイザらス間の訴訟で和解が成立し、特別利益として和解金収入13億7800万円を計上したほか、日本トイザらス株式売却によって発生した投資有価証券売却益25億4500万円を計上したことが影響した。

来期の連結業績予想は、売上高3550億円(当期比12.6%減)、営業利益236億円(20.8%増)、経常利益220億円(20.6%増)、当期利益126億円(1.7%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧