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矢野経済研究所/インナーウェアなどの調査結果を発表

2008年09月10日 / 月次

矢野経済研究所は、インナーウェア・レッグウェア市場の調査を実施し、その調査結果を「2008年版 インナーウェア市場白書」にまとめたと発表した。その概要によると、2007年のレディスインナー小売市場は、市場規模が7250億円(前年比2.0%減)、メンズインナー小売市場は市場規模2580億円(4.1%減)だった。

今回の調査は今年7-8月の期間中、インナーウェア、レッグウェア市場に参入している製造業、卸売業、小売業を対象に面接、アンケートの両形式で実施した。調査の結果、市場動向としてはレディスインナー、メンズインナーとも主要チャネルは苦戦したものの、製造小売業やカジュアル衣料品小売業などが健闘した。

主要の既存チャネルは依然厳しく、レディスインナー、メンズインナーとも市場規模自体は縮小傾向にある。この傾向を受け、カジュアル衣料品小売業など異業種への購買経路の多様化が進む傾向にあるという。

また、2007年のレッグウェア小売市場は6400億円(2.7%増)で、婦人レッグファッションが注目されたことが好影響をもたらした。矢野経済研究所では、この婦人レッグファッション人気の継続により2008年の市場動向も堅調と予測している。

 

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