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矢野経済研究所/2008年のスポーツアパレル市場規模4882億円

2008年12月18日 / トピックス

矢野経済研究所は12月18日、8-11月の期間中にスポーツアパレルウェア市場を調査した調査報告書「2008年-2009年版 スポーツアパレル産業白書」の概要を発表した。内容は、スポーツ関連メーカー、卸・小売業者約300社に調査した結果をまとめたもの。

概要によると、2008年のスポーツアパレル市場規模は4882億3000万円と前年比3.0%増となる模様。2009年も上昇が見込まれ、5025億9000万円(2.9%増)と伸長する見込み。2008年の需要動向では、トレーニングウェア(35.7%)のシェアが最も高く、次いでゴルフウェア(19.2%)、アウトドアウェア(11.2%)も高いシェアを占めた。

北京オリンピックで話題となった英スピード社の「レーザーレーサー」に代表される水着は売上高207億円(5.1%増)となる模様。陸上・ランニングウェアも個人練習をするユーザーの増加で75億5000万円(8.6%増)と好調が見込まれる。

また、スポーツウェアをスポーツ用だけでなく、ファッションとしても活用する層が生まれていることから、ファッショナブルなスポーツウェアの市場が誕生している。メーカー各社は今後、機能性とファッション性を両立したウェアの提案が活発化するものと見られている。

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