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髙島屋/10月の売上高は単体14店舗で7.6%減

2008年11月09日 / 月次

髙島屋が11月1日に発表した10月の売上速報によると、髙島屋単体14店舗での売上高は前年同月比7.6%減、髙島屋単体と国内百貨店子会社18店舗では7.5%減と、いずれも減少となった。

店舗別にみると、関西地区では、髙島屋単体6店舗では8.7%減、百貨店子会社を含む9店舗では8.3%減。内訳は、大阪店が11.1%減、京都店が6.9%減、泉北店が1.6%減、岡山髙島屋が8.7%減、岐阜髙島屋が4.2%減、米子髙島屋が4.9%減。

一方、関東地区では、髙島屋単体8店舗は7.0%減、百貨店子会社を含む9店舗が7.1%減。内訳は、東京店が2.7%減、横浜店が7.4%減、新宿店が6.8%減、玉川店が8.8%減、立川店が12.2%減、大宮店が8.9%減、柏店が11.1%減、高崎髙島屋が10.4%減。

全体をみると、商品別の売上では、すべてが前年比マイナスとなった。特選衣料雑貨と宝飾品のほか、婦人服についても、気温高や消費マインドの冷え込みなどの影響で苦戦した。しかし、食料品は、改装工事となった大阪店や横浜店を除くと、ほぼ前年並みに推移した。

地区別の売上をみると、関西地区は大阪店が歳暮商戦は好調に推移しているものの、大型物産催事の中止など改装工事の影響で減少。京都店は物産催事が好調であったものの、特選衣料雑貨をはじめ、紳士・婦人のファッションアイテムが苦戦した。

また、関東地区は、東京店は「皇后さまと子どもたち」写真展が連日多くの顧客で賑わい、売上の向上にもつながったが、前年比ではマイナスとなった。横浜店は、大阪店と同様に改装工事の影響で減少。新宿店は紳士・婦人のファッションアイテムが苦戦した。

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