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髙島屋/11月は子会社を含む売上高5.7%減

2008年12月15日 / 月次

髙島屋が12月15日に発表した11月の営業報告によると、髙島屋14店舗の売上高は前月に引き続き前期比5.8%減、岡山髙島屋など4社を含む18店舗の売上高は5.7%減となった。

事業別の売上状況では、百貨店事業では髙島屋14店舗が5.7%減、18店舗の場合は5.6%減とやはり減少を記録。法人事業も8.4%減、通信販売事業も5.5%減と軒並み減少したが、オンライン事業は18.1%増と大きく増加した。

事業別の動向では、百貨店は、お歳暮がけん引し食料品売上が前年実績超となったが、全体的には前年実績割れとなった。法人事業は、企業制服の受注が堅調だったが、昨年のスポット案件の反動減などでやはり全体では前年実績を割り込んだ。通信販売事業は、衣料品と宝飾品が好調だった反面、リビング用品と食料品が苦戦。オンライン事業は、お歳暮などギフト中心に売上が伸び、前年実績を上回った。

店舗別の状況では、売上高が増加したのは柏店(0.6%増)のみ。来客数は柏店(3.8%増)のほか大阪店(3.1%増)、横浜店(8.7%増)など6店舗で増加した。エリア別状況では、関西地区の単体6店舗が売上高6.0%減、来客数2.3%増となり、子会社も含めた9店舗の売上高は5.5%減、来客数1.7%増となった。関東地区は単体8店舗の売上高が5.6%減、来客数2.2%増で、高崎髙島屋を含めた9店舗の状況は売上高5.6%減、来客数2.1%増と芳しくなかった。

商品別の概況では、家具(単体3.4%増、単体・子会社2.6%増)、食品(単体、単体・子会社ともに2.0%増)、化粧品(単体1.1%増、単体・子会社1.0%増)、その他(単体10.8%増、単体・子会社9.6%増)の4項目が増加し、他は軒並み前年実績割れとなった。

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