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日本フードサービス協会/2月の外食産業売上は1.5%増

2011年03月25日 / 月次

日本フードサービス協会が3月25日に発表した2月の外食産業市場動向調査によると、売上状況は、全体で前年同月比1.5%増と8か月連続で前年を上回った。
全体の客単価は前年比2.0%減だったが、客数が3.6%増と好調に推移し、売上の伸びを牽引した。店舗数は前年比0.9%減と、昨年の4月からほぼ同水準で推移している。
ファーストフード業態は客単価が3.1%減にもかかわらず6.2%増という客数の大幅な伸びで、売上は2.9%増となった。
業種別では、麺類が店舗数前年比11.9%増、売上も7.1%増と大きく伸びた。持ち帰り米飯/回転寿司と和風も、それぞれ3.3%増、3.2%増と伸びを示した。
和風は、客単価6.3%減と前年割れする一方、客数は10.2%増と大きく伸ばし、売上は3.2%増。また、洋風は客数が5%と伸びたが、客単価が3.5%減となったため、売上は1.3%増だった。
ファミリーレストランは、客数、客単価ともそれぞれ0.2%増、0.7%増だったため、売上も0.9%増。
業種別で、前年を上回ったのは焼き肉の4.4%増と洋風の1.9%増で、和風、中華はそれぞれ0.9%減、3.2%減だった。
パブ・居酒屋業態は客単価0.3%増、客数1.9%減で、売上は1.6%減となった。特にパブ・ビアホールは客数4.1%減、客単価2.7%減で、売上は6.8%減。居酒屋は店舗数前年比が2.4%増と伸び、客単価0.8%増、客数1.4%減により、売上が0.6%減となった。
ディナーレストラン業態は、客数は1.8%減だが、客単価2.3%増と5か月続けて回復中で、売上も0.5%増だった。
喫茶業態は、客単価0.3%増、客数0.6%減で、売上高0.3%減だった。

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