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日本フードサービス協会/1月の外食産業売上は0.2%増

2011年02月25日 / 月次

日本フードサービス協会が2月25日に発表した1月の外食産業市場動向調査によると、売上状況は、全体で前年同月比0.2%増と7か月連続で前年を上回った。
全国的に厳しい寒さに覆われ日本海側を中心に降雪の影響を受けたが、積極的な販促キャンペーンや新商品の投入が下支えとなり、全体の客数は0.8%増と7か月連続のプラスで推移した。客単価は0.6%減と下回ったが、前月の0.8%減からはやや回復した。
ファーストフード業態は客単価が0.4%減とわずかに前年を下回ったものの客数は2.5%増と伸び、売上は2.1%増となった。
業種別では、麺類は、店舗数前年比11.5%増と旺盛な出店意欲もあり、売上は9.4%増。和風は、客単価は8.5%減、客数が19.6%増と前月に続き伸び、売上は9.4%増だった。洋風は客数2.9%減、客単価3.0%増で売上0.1%増だった。
ファミリーレストランは、客単価0.6%増、客数1.8%減で、売上1.2%減。業種では、焼肉が8.4%増となったが、中華は4.8%減、和風2.7%減、洋風1.8%減となった。
パブ・居酒屋は、客数2.7%減、客単価1.0%減で売上は3.7%減だった。パブ・ビアホールは客数5.6%減、客単価5.5%減、売上10.8%減。居酒屋は店舗数が4.9%増と伸びたものの、客単価0.4%減、客数2.1%減、売上2.4%減だった。
ディナーレストランは、客数4.1%減、客単価3.4%増で、売上0.8%減となった。
喫茶は、客単価が0.3%減だったが、客数が0.7%減で、売上高0.9%減だった。

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