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H2O/3月の百貨店9.7%増、SM4.3%増

2011年04月18日 / 月次

エイチ・ツー・オー リテイリングが4月15日に発表した3月度の営業概況によると、百貨店事業は9.7%増、スーパーマーケット事業は4.3%増、連結合計12.8%増となった。
百貨店事業の入店客数は4.0%減。商品別売上高は、衣料品4.3%増、身の回り品17.0%増、家庭用品7.6%増、食料品17.5%増、食堂・喫茶8.7%増、雑貨6.8%増、サービス17.5%減、その他9.7%減。
阪急・阪神両本店では、気温が低く推移するとともに、震災による消費マインドの低下も一時的に見られ、婦人服や服飾品など春ファッションの動きが伸び悩んだ。その結果、阪急うめだ本店は3.3%減、、阪神梅田本店は4.1%減となった。
支店では、3月3日に博多阪急(福岡市博多区)が、3月16日に阪急百貨店大井食品館(東京都品川区)が開業し、両店ともに想定を上回る好調なスタートとなった。
食品スーパーでは、チラシ等の販促を強化したことで、客数が前年実績を上回り、新店や売場改装を実施した既存店舗を中心に好調に推移した。震災後は米や水など保存商品の売れ行きが伸び、全店売上高5%増、既存店ベース3%増となった。

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