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ファミリーマート/2013年は次の10年を決める勝負の年

2013年01月03日 / 経営

ファミリーマートは1月1日、中山勇社長の年頭のあいさつで、「2013年は次の10年を決める勝負の年」と位置付け、同社の強みを全面に出した政策を推し進め、質、量ともに拡大すると表明した。

日本国内では、優良立地をいち早く確保し、国内でのシェアをより拡大していくため、2013年度は2012年度を上回る過去最大の出店を計画している。

三大都市圏を引き続き強化するとともに、ファミリーマートのシェアが低い地方も重点エリアとして出店を強化する。

買い物不便地域へも、通常の3分の1で建設できるローコスト店舗、移動販売車、無人コンビニなど、積極的に進出を進める。

「ファミコレ」の売上高をチェーン全店売上高の10%にまで高める計画で、「プラチナライン」を充実させ、価格に勝る価値を提供する。

「社会・生活インフラ企業」としての基盤をより強固にするため、シニアライフクリエイトを活用した宅配網の拡充、薬局、ドラッグストアとの連携による新店舗の出店、無人コンビニの拡大など、新サービスをスタートする。

海外は、シェアの拡大を図ると共に、収益性も同時に高める年とし、アジア市場を席巻し、海外でのシェア拡大を図り、2015年度に計画していた2万5千店の店舗網構築も前倒しで達成できる見込みとしている。

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