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阪食/3月の売上高3.2%増の898億円

2011年05月16日 / 月次

エイチ・ツー・オーリテイリングが5月12日に発表した2011年3月期決算資料によると、子会社の阪食の売上高は898億6800万円(3.2%増)、営業利益17億100万円となった。

スーパーマーケット事業では、2009年7月以降、新しい要素を取り入れた新プロトタイプ店舗を開発し、新規出店を進めた。2010年4月に阪急オアシス山科店(京都市山科区)、5月に同宝塚山手台店(兵庫県宝塚市)、11月には同淡路店(建て替え、大阪市東淀川区)を出店し、新店の売上高は想定を大幅に上回り推移した。
さらに、2010年7月の阪急オアシス南千里店(大阪府吹田市)を皮切りに、既存店舗でも順次、新プロトタイプ店舗の要素を取り入れた全面改装を行い、改装後の売上高は前年同期比が平均12.8%で推移した結果、既存店合計の売上高は0.5%減となった。
その一方で、食品製造部門では、2008年度以降、惣菜工場を新設し、惣菜の自前化を進め、当期は、オペレーションの精度が向上してきたこともあり、大幅に収益が改善した。
2010年度の設備投資実績は、15億6100万円で、2011年度は22億4400万円を計画する。
来期は売上高935億2800万円、営業利益17億4900万円の見通し。

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