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阪食/4-9の売上高3.7%増の447億円

2010年10月28日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが10月28日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、スーパーマーケットを運営する事業子会社阪食の売上高は447億6300万円(前年同期比3.7%増)で、営業利益は7億1100万円(前年同期比2億4400万円増)となった。

昨年7月以降、対面販売や生鮮食品の量り売りの導入、専門性の高い品揃え、料理教室などを通じた情報発信の強化といった新しい要素を取り入れた新プロトタイプ店舗での新規出店を進めている。

4月に阪急オアシス山科店(京都市山科区)、5月に同宝塚山手台店(兵庫県宝塚市)の2店を出店し、昨年出店した新店同様、売上は好調に推移した。

7月以降は、阪急オアシス南千里店(大阪府吹田市)などの既存の大型店舗にも順次、新プロトタイプ店舗の要素を取り入れた全面改装を行い、改装後は売上を大幅に伸ばし、既存店ベースの売上高は、第1四半期(4~6月)は5.5%減となったが、第2四半期(7~9月)はこれらの店舗改装が奏功し、1.7%増と前年を上回った。

飯食の上期の設備投資実績は8億4400万円、下期は7億8200万円で通期は16億2700万円を計画する。

通期は売上高905億100万円(3.9%増)、営業利益16億700万円の見通し。

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