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J.フロントリテイリング/4月の百貨店0.6増%、SM4.9%減

2011年05月30日 / 月次

J.フロントリテイリング(2011年2月期売上高:9501億円)が5月16日に発表した4月の連結売上は前年同月比1.2%減だった。
セグメント別では、百貨店業は0.6%増、スーパーマーケット業は4.9%減、卸売業は7.5%減、その他事業は19.2%増だった。
4月度の百貨店事業の売上高は、気温の上昇に伴いシャツ、ブラウス、ワンピースなど、初夏もの婦人ファッションが活発に動いたほか、4月19日に増床グランドオープンした梅田店が、入店客数、売上を大きく伸ばして牽引し、大丸松坂屋百貨店合計では2.9%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では2.2%増となった
ピーコックストアは、売場改装効果が持続する藤沢トレアージュ白旗店、袖が浦店、高野台店などが好調に推移したものの、前月の震災後の保存食品を中心とした急激な需要増の反動や閉鎖店舗(茶山台店、多摩店など計5店)の影響などにより対前年4.9%減となった。地区別では、首都圏が5.1%減、関西地区が3.0%減、中部地区が7.5%減だった。

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