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J.フロントリテイリング/5月の連結売上2.9%減

2010年06月18日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が6月17日に発表した5月の連結売上は2.9%減だった。

セグメント別にみると、百貨店業は0.3%増、スーパーマーケット業は6.2%減、卸売業は28.3%減、その他事業は7.4%増だった。

百貨店事業の売上は、梅田店の大規模改装工事による売場面積大幅減の影響はあったが、固定客向け販促強化などにより、初夏もの婦人服、洋品雑貨や食料品を中心に好調に推移し、大丸松坂屋百貨店直営店は対前年1.4%増、関係百貨店を加えた百貨店事業合計は同0.9%増となった。

スーパーマーケット業をみると、ピーコックストアは、自由が丘店、上池袋店、東小金井店、新神戸店、泉北晴美台店などが好調を維持したが、前年市川ニッケコルトン店オープンの反動減や閉鎖店舗(茶山台店・名谷店)の影響もあり、全体としては6.2%減となった。地区別では、首都圏が5.5%減、関西地区が7.1%減、中部地区が9.4%減だった。

その他では、卸売業の大丸興業は、ホームセンター向け商材やアパレルなど全般に苦戦し、28.3%減となった。

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