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J.フロントリテイリング/2月の百貨店2.7%減、SM3.5%減

2011年03月20日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が3月15日に発表した2月の連結売上は前年同月比2.4%減だった。
セグメント別では、百貨店業は2.7%減、スーパーマーケット業は3.5%減、卸売業は8.8%増、その他事業は25.6%増だった。
2月度の百貨店事業は、気温の上昇に伴いスプリングコートやシャツ、ブラウスなど婦人服の春物定価商材が活発に動いたほか、バレンタイン商戦が好調であった食料品も堅調に推移したものの、梅田店の大規模改装工事の影響(面積が対前年40%減)が大きかった。
大丸松坂屋百貨店合計は1.7%減、関係百貨店を含めた百貨店事業合計は1.2%減となった。なお、本前年から梅田店を除くと、大丸松坂屋百貨店合計は0.5%増、百貨店事業合計は0.7%増となる。
スーパーマーケット業のピーコックストアは、売場改装効果が持続する藤沢トレアージュ白旗店、泉北晴美台店、高野台店をはじめ、1月にオープンした「ピーコックストア@中野マルイ」も好調に推移したものの、閉鎖店舗(多摩店、茶山台店など計5店舗)の影響があった。
地区別では、首都圏が対2.2%減、関西地区が3.8%減、中部地区が6.7%減だった。
卸売業の大丸興業は、金属加工品や電子部品などが好調で、8.8%増となった。

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