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日本百貨店協会/3月の売上14.1%増の5273億円

2012年04月16日 / 月次

日本百貨店協会が4月16日に発表した3月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・251店舗)の売上総額は約5273億円(前年同月比14.1%増)となり、3か月連続ぶりプラスとなった。

3月の商況は、前年に東日本大震災の影響を受けた反動が主な要因であるが、特に、発災後しばらくの間、店舗の被災や計画停電で臨時の営業体制を強いられた東北地区と関東地区が伸びを牽引する形で、全国ベースでも2桁増と前年実績を大幅に上回る結果となった。

地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は13.7%増で3か月ブリのプラス。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は14.9%増で3か月ぶりのプラスとなった。

衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、衣料品、身のまわり品、雑貨、家庭用品、食料品の全品目が57か月ぶりのプラス。中でも、雑貨と食料品は2か月連続のプラスとなった。

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