流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本フードサービス協会/11月は売上1.0%増、2か月連続で前年越え

2011年12月27日 / 月次

日本フードサービス協会が12月26日に発表した11月の外食産業市場動向調査によると、外食産業の11月度売上状況は、前年比1.0%増となり、2か月連続で前年を越えた。
8月には節電等の影響で震災直後以来の落ち込みとなったが、その後はほぼ順調に回復し、11月は10月と同様に前年を上回る売上となった。
11月の平均気温は前年に比べ東京で1.4℃高、大阪で2.0℃高、雨天日数は東京で1日減、大阪で2日減と、暖かい天候に恵まれたことも客足が順調であった一因と思われる。だが、温暖な故に冬物商品の販売に苦戦したところもあるという。
ファーストフード業態は、客数が6.3%増となり、売上高は3か月連続で前年を上回った。ファミリレーレストランは、客単価は落ちたものの、客数が前年を上回り、売上はほぼ前年並みとなった。
パブ・居酒屋業態は、売上がわずかながら前年を超えた。ディナーレストラン業態は、客数は、前年に及ばないが、客単価、売上ともに前月に引き続き前年を上回った。
喫茶業態は、客単価、客数、売上高ともに若干前年を下回った。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧