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全米小売業協会/9月小売売上堅調も、先行き慎重な声

2012年10月16日 / 月次海外

全米小売業協会(NRF)が10月15日に発表した9月の小売売上高(自動車、ガソリンスタンド、レストランを除く)は、8月比0.4%増(季節調整済み)、前年同月比2.1%増(季節調整前)となった。衣料品店と電器店の売上高に牽引され、年末商戦本番を前に堅調な結果となった。

米国では、引き続き失業率の高い状況が続き、財政上の問題も抱えるなど、不安定な状態が続くが、消費者の購買意欲は衰えていない。NRFのマシュー・シェイ会長兼CEO(最高経営責任者)は、「好調な新学期商戦と一連のハイテク電化製品の発売などが9月の小売売上に影響を与えたのは確かだ。米国の消費者はなんとか持ちこたえているが、『いつまで続くのだろう』との疑問は残る」とコメントしている。

米商務省が15日に発表した9月の小売売上高(自動車、ガソリンスタンド、レストランなど非一般商品を含む)は、8月比1.1%増(季節調整済み)、前年同月比5.4%増(季節調整前)となった。

電器店、家電販売店の売上高が8月比4.5増(季節調整済み)、前年同月比2.5%増(季節調整前)と好調だった。

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