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J.フロントリテイリング/1月の売上、大丸0.5%減・松坂屋3.5%減

2010年02月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2009年2月期売上高:1兆966億円)が2月1日に発表した1月の売上速報によると、大丸の合計売上高は前年同期比0.5%減、松坂屋は3.5%減だった。

大丸の15店舗中前年実績超となったのは心斎橋店の23.9%増、札幌店の6.1%増、ららぽーと横浜店1.6%増だった。その他の店舗は軒並み減少した。最も売上が減少したのは梅田店の9.5%減で、京都店の7.3%減が続いた。直営12店舗合計では、0.1%増だった。

クリアランスセールの12月への一部前倒しの影響もあり序盤は苦戦したが、大丸心斎橋店北館(09年11月オープン)効果をはじめ、カード顧客向け販促強化策や松坂屋岡崎店閉店セールによる押し上げなどもあり、大丸直営店は対前年同月比で0.1%増となった。

店舗別では、大丸は、北館がオープンした心斎橋店のほか、札幌店が5か月連続、ららぽーと横浜店が2か月連続で前年を上回った。

松坂屋は、旗艦店の名古屋店が前月に引き続き減少幅を縮小させるとともに、上野店が催事や売場特価など価格対応施策の強化により、法人外商部門を除いた店頭ベースでは対前年同月比で1.1%減と健闘した。岡崎店が閉店セール効果により、おおよそ3倍増となった。

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