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J.フロントリテイリング/2月は大丸の売上高2%増、松坂屋は3%減

2010年03月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2009年2月期売上高:1兆966億円)が3月1日に発表した2月の売上速報によると、大丸の合計売上高は前年同期比2.3%増、松坂屋は3.1%減だった。

大丸では、15店舗中心斎橋店の25.2%増、東京店の6.5%増など直営12店舗では3店舗で前年実績を上回った。

このため大丸の直営店舗12店舗では2.9%増となった。反対に最も売上が減少したのは梅田店の8.0%減で、直営店舗以外の3店舗では下関大丸が10.6%減となった。

松坂屋は、豊田店が6.9%増となったほか、名古屋店は1.3%増とともに23か月ぶりに、また銀座店も0.5%増と8か月振りに前年を上回った。上野店では11.0%減となり4店舗で前年実績割れとなった。

2月は、大丸梅田店や京都店の売場改装工事の進行の影響はあったものの、昨年11月にオープンした大丸心斎橋店北館の効果、春節効果などによる押上げに、絵画など高額品に動きが見られたことも加わり、大丸直営店は増収を確保した。

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