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J.フロント リテイリング/12月売上高は大丸9.0%減、松坂屋16.1%減

2009年01月05日 / 月次

J.フロント リテイリングが1月5日に発表した2008年12月の売上速報によると、博多大丸など4店舗を含めた大丸の全店(16店舗)売上高は前年同月比9.0%減、9-12月の累計売上高は8.7%減となった。

一方、松坂屋の場合、横浜松坂屋を含めた全9店舗の12月売上高は16.1%減、9-12月の累計売上高は12.6%減と大丸に比べ落ち込みが大きかった。

大丸の店舗別概況では、前年実績超を記録したのはららぽーと横浜店(12月5.4%増、累計6.6%増)、2008年で営業を終了した今治大丸(12月28.4%増、累計25.0%増)の2店舗のみで、残り14店舗は軒並み減少となった。

全般的には宝飾・高額商品や冬物重衣料が不振だったほか、ラグジュアリーブランド品のクリスマス商戦が思わしくなかった。衣料品は心斎橋店、梅田店などでも不振だった。今治大丸は閉店に伴う売り尽くしセール開催で大幅増となった。

松坂屋の場合、前年実績超を記録したのは銀座店(12月1.0%増、累計5.2%増)のみ。10月26日で閉店した横浜松坂屋は12月95.0%減、累計17.0%減だった。商品別の概況では、大丸同様に宝飾・高額商品や冬物重衣料が不振だったほか、ラグジュアリーブランド品のクリスマスギフト需要が低迷し、静岡店、名古屋店でも不振だった。

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