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J.フロント リテイリング/1月の売上高は11.8%減

2009年02月16日 / 月次

J.フロント リテイリング(2008年2月期売上高1兆164億200万円)が2月16日発表した2009年1月度連結営業報告によると、1月度の連結合計売上高は前年同期比11.8%減だった。主力の百貨店業は10.9%減となった。

スーパーマーケット業は0.1%減、卸売業10.3%減、その他事業27.3%減だった。累計売上高は、百貨店業10.1%減、スーパーマーケット業0.6%減、卸売業1.7%増、その他事業22.9%減、連結合計9.7%減となった。

1月の百貨店事業は、食料品を中心とする「ギフト処分セール」などの催事が好調だったが、主力のクリアランスセールが婦人・紳士服ともに苦戦。高額品の動きも鈍く、大丸直営店は7.4%減、松坂屋直営店は12.1%減となった。店舗別では、大丸札幌店と大丸ららぽーと横浜店の2店舗が前年を上回った。

スーパーマーケット業では、ピーコックストアは価格志向の強まりによる競争激化で既存店が苦戦。新店効果や一部店舗の改装効果もあり、全体では0.1%減だった。地区別では、首都圏が0.9%減、関西地区1.3%増、中部地区0.8%増。

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