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イオン/専門店を集積した新型GMS1号店「イオン幕張店」開店

2010年09月17日 / 店舗

イオンは9月18日、イオンマルシェが運営する千葉県千葉市の総合スーパーGMS「イオン幕張店」を改装し、新たなGMS「イオン幕張店」を開店する。

<イオン幕張店の店内>

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従来のGMSの商品カテゴリーごとの売場分類という枠を超え、GMS事業会社による「直営売場」と専門店事業会社による「専門店ゾーン」という垣根をなくし、各売場が顧客視点で商品やサービスを展開する「専門性の高い売場」の集合体を目指すという。

<イオン幕張店 改装後のフロア図>

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グループの420店舗のGMSのうち300超の箱型GMSについて、「イオン幕張店」をモデルとして改革を進め、商圏特性や競争環境をふまえ、顧客ニーズの高い売場を選択して準核店舗として配置し、商業施設全体を「専門性」の高い売場の集積とする予定だ。

全国に約110ある、GMSを核とするモール型SCは、GMS改革の完成度を高めるとともに、SC全体のテナント構成を考慮し新たにグループの進化した「専門店」を配置することでSCの魅力を高め、ワンストップショッピングの機能を強化するという。

<会見する村井正平社長>

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市場ニーズの高まるペット関連売場の強化に向けて、ペットシティの売場を長時間営業の動物病院まで併設するフルスペックタイプにリニューアル。

未来屋書店の売場も拡充、絵本・児童書や親子で各種知育玩具が遊べるキッズランドやリサイクルブックの販売・買取コーナーも併設する新コンセプトの書籍売場に一新した。

靴売場はグループの靴専門店会社ジー・フットのASBeeを導入し、接客売場とセルフ売場を併せもつ新タイプの売場とする。

雑貨のR.O.Uを1500㎡で大きく展開し、SPAモデルを採り入れたカジュアル衣料トップバリュコレクションを導入した。

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