流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ライフ/荒川区に衣食住フルラインのGMS出店

2010年10月06日 / 店舗

ライフコーポレーションは10月6日、東京都荒川区に「ライフ南千住店」を開店した。荒川区内では東尾久店に次ぎ2店舗目で東京都内では56店舗目の出店となった。

<ライフ南千住店>

20101006lifekanban.jpg

サッポロビールの配送センター跡地への出店で、土地はリースで建物は自社所有。投資額は16億円となっている。

売場面積は4601㎡で、1階は食品・日用雑貨・医薬品、2階は衣料品・家庭用品・書籍(直営)の構成で総合スーパー(GMS)での出店となった。

ライフコーポレーションの岩崎高治社長は「世田谷の経堂店に続く13年ぶりのGMSでの出店。1次商圏だけでも9500世帯という人口密集地で、足立区の店舗と墨田区の東向島店、台東区の浅草店の真中に出店する形となった。当社が標榜する都心型ドミナント戦略の1つの基幹店としたい」と語った。

<南千住店店内>

20101006lifetennai.jpg

取扱品目は、青果320、水産300、畜産350、惣菜200、インストアベーカリー60、日配1700、加工食品(菓子・酒を含む)5000と家庭用品約1万、衣料品4500、書籍3万5000品目。

売上構成比は、生鮮食品41%、加工食品36%、非食品23%を計画する。食品レジ台数は11台で、目標年商は34億円となっている。

南千住店では、こだわり商品の打ち出しを一つのテーマにしており、加工食品で150品目、日配で50品目、合計200品目のこだわり商材を導入している。

「これまでもこだわり商品の取り扱いをしていたが、商品説明が十分でなかったため、今期から説明POPを充実させている。景気動向の変化や都市部での上質商品へのニーズを踏まえ取り扱いを強化した」(同社)という。

半径500mに競合スーパーはなく、徒歩で約700m先のJR南千住駅の西側駅前に三徳南千住店と三井不動産が運営するショッピングセンターLaLaTerrace(核店舗はリブレ京成LaLaテラス南千住店)があるが、ライフ南千住店は駅西側に位置するため、直接の競合とはなっていない。

同社は、「1階でも十分な売場面積が取れるため、食品売場内のレジ前に化粧品を含めた医薬品コーナーを80坪で展開するなどワンストップショッピングの利便性を高めた。基本は平日の集客だが、衣食住フルラインのGMSとしての強みを生かし、土日は広域からの集客も見込んでいる」としている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧