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ベイシア/売場面積2万平方メートルの「パワーモールおおた」開店

2010年11月23日 / 店舗

ベイシアは11月23日、群馬県太田市に「パワーモールおおた」をプレオープンした。グランドオープンは25日。
<ベイアシとカインズを中心にSCを形成>20101123powermall 1.JPG
群馬県の桐生市・太田市・館林市を中心とする東毛地区では初となるベイシアグループモールで、ベイシアのスーパーセンターとカインズの新業態であるライフスタイルホームセンターを核に、グループ企業であるベイシア電器、オートアールズの4つの大型店を集積した。
ショートタイムショッピングへの対応として目的の店舗の前に自動車を止めて買い物できるオープン・モールとして、店舗前面に2622台の駐車場を配置した。
<核店舗のベイシアスーパーセンター>20101123powermall 2.JPG
商圏人口としては、太田市と大泉町・足利市・熊谷市の一部で5km圏で約12万人を想定する。今後は敷地内に専門店等を多数誘致する計画だ。
ベイシアスーパーセンターの目標年商は45億円、カインズの目標年商は非公表としている。
<新業態で出店したカインズ>20101123powermall 3.JPG
旧カインズ太田店があった場所に隣接しており、旧店舗をスクラップ&ビルドして開発したモールとなった。
2.5km先には2007年に開店した大型ホームセンターであるカインズホーム大泉店があるため、カインズでははじめてライフスタイルホームセンターとして出店した。プロ向けの資材を扱わないなど既存店との住み分けを狙った。
高山正雄ベイシア社長は「これまでは、カインズ主体で開発したモールはカインズモール、ベイシア主体で開発したモールは単にモールの名称を付していたが、今後ベイシアが開発主体モールにはパワーモールの名称を付したい」という。
<ベイシア電器>20101123powermall 4.JPG
また、高山社長は「群馬ではヤマダ電機もあり、家電は大型家電専門店が有利にあるが、当社として家電専門店の育成は必要だと考えている。売上規模に課題はあるが、今後も自社開発モールにはベイシア電器を導入する」と語った。
<オートアールズ>20101123powermall 5.JPG
11月25日の段階では、自動車用品専門店のオートアールズを含め、グループ4社と一部飲食店で形成するSCでの開店となるが、今後は別棟の建設をすすめ、アパレル専門店などグループ外企業のテナントも誘致する計画だ。
今後の出店政策について高山社長は「大型のモールは物件次第では出店するが、現在開発を進めているスーパー・スーパーマーケット業態に注力したい。大商圏ではなく、中商圏、小商圏でも成立する業態を展開することで、ドミナントエリアを面で捉えシェアを向上させていく」としている。
施設概要所在地:群馬県太田市飯塚町626-1敷地面積:14万4688㎡(モール全体)売場面積:1万9235㎡(グループ4社オープン時)建物構造:鉄骨平屋建て駐車台数:2622台(モール全体)商圏人口:太田市および大泉町・足利市・熊谷市の一部で約12万人従業員数:385名

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