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JR西日本/「なぜ、大阪に、また百貨店」JR大阪三越伊勢丹、5月4日開業

2011年02月22日 / 店舗

西日本旅客鉄道グループのジェイアール西日本伊勢丹は2月22日、JR大阪駅のノースゲートビルディングに5月4日、開業するJR大阪三越伊勢丹の詳細について発表した。
<フロア構成>20110222jrisetan.jpg

売場面積は約5万㎡で、初年度売上目標は550億円。同社によると「JR京都伊勢丹の年間来客数が2400万人から2500万人で推移しており、京都よりも乗降客の多い大阪では3000万人程度の来客数を見込む」という。
ストアコンセプトは「マイストーリーストア」で、顧客ひとりひとりの思い「ストーリー」に応え、「コト=物語」を提供できる店を目指す。
品揃えでは、百貨店初出店ブランド100以上、大阪地区初出店ブランド400以上と新規ブランドを積極的に導入。大阪の顧客が大切にする「コミュニケーション」をキーワードにブランド横断型の自主編集売場を拡大し、売場面積の約3割を自主編集売場とした。
地下2階の食品売場では、スタイル提案の自主編集ゾーンとして、素材、旬、色、などから毎月のテーマを設定し、「いわれ」「文化」などを惣菜、和洋菓子、和洋酒とイートインメニューで表現する「パーティチューン」コーナーを展開。
日本主と料理の相性を提案する「たしなみ」やワイングラスのリーデルとコラボレーションしたグラスの違いによるワインの味わいの違いを体感できる有料テイスティングコーナー「ヴァン コラージュ」を展開する。
1階婦人雑貨では女性がギフトで多用する花とフレグランスを集積した「フラチュール」を展開。3階婦人服では伊勢丹新宿店で人気の自主編集ショップ「Re-Style」を導入。9階紳士では、オフタイムのゴルフや旅行、アウトドア&リゾートなどのモノとコトを編集したアウトスタイルスクエアを展開する。
写真室・貸衣装・美容室を一体運営する「アニバーサリーデスク」など、顧客との生涯にわたる関わりから、人生の節目を捉えた商品・サービスも提供する。
環境デザインとして、人が心地よいと感じる約1000㎡をひとつの基準単位に、「デザインスタイル(様式)」「デザインテイスト(感度〕」「場の役割」を掛け合わせて、それぞれにデザインした「50のセレクト空間」を全館で表現する。
隣接するファッションビル「Lucua」との相互サービスとして、ベビーカー・車椅子の相互利用を実施する。
なお、ジェイアール西日本伊勢丹は1997年にJR京都駅にジェイアール京都伊勢丹を開業して以来、14年ぶりの2号店の出店となる。
専用サイトのキャッチコピーは「なぜ、大阪に、また百貨店。きっと誰もが、そう思う。」を採用している。
店舗概要所在地:大阪市北区梅田3-1-3営業フロア:地下2階~地上10階(12層)売場面積:約5万㎡初年度売上目標:550億円運営会社:ジェイアール西日本伊勢丹
■JR大阪三越伊勢丹http://www.mystorystore.jp/

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