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セブン-イレブン/宮城県多賀城市、仙台市に移動販売車を導入

2011年04月13日 / トピックス店舗

セブン-イレブン・ジャパンは4月13日から、セブン-イレブンとしては初の取り組みとなる移動販売車の運用を宮城県の多賀城市、仙台市で開始する。
<移動販売の様子>20110413seven1.jpg
被災地のセブン-イレブンでは、元の立地での営業継続が難しい店舗もあり、街中の買い物拠点が減少している中、避難されている人のみならず、自宅に戻る人々への生活支援が喫緊の課題となっている。
今回の取り組みは、店舗の営業再開に相応の時間を要するオーナーに向けて移動販売車を用意するもの。
4月6日から、多賀城大代5丁目店(宮城県多賀城市大代)でテスト展開を開始、13日から、城八幡4丁目店(宮城県多賀城市八幡)、仙台蒲生南店(宮城県仙台市宮城野区)、多賀城桜木店(宮城県多賀城市桜木)に計4店舗に拡大する。
セブン-イレブンの冷蔵配送車(2t車)を利用し、車内で主に冷蔵管理される温度帯のおにぎりや弁当を陳列する。営業時間は10時から16時までを予定。
<移動販売車の車内>20110414seven2.jpg
加工食品や日用雑貨等の常温管理商品は車外で販売する。荷台に商品陳列用のゴンドラを6台搭載し、中央に通路を配置。
即食性のあるおにぎりや弁当、パンや飲料等を中心に、日常生活において使用頻度の高い生活必需品に絞り込んだ商品約100アイテムを移動販売車へ搭載。
移動販売車に搭載する商品は、各店の発注に基づいたもので、地域のニーズに合わせた品揃えを目指す。
お客が車内に入り、商品をピックアップする。精算には、ハンディタイプの簡易レジを使用する。
営業エリアは、各店舗の駐車場を販売拠点として、周囲の事業所や事前申請にて認可されている場所等への移動販売も実施する。
4月13日現在、宮城県の34店、福島県の24店、茨城県の2店が休業している。4店で運営上の課題や移動販売店舗へのニーズを検証した上で、移動販売を拡大するか検討するという。

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