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西武百貨店/携帯できる生活雑貨の売場新設

2011年06月01日 / トピックス商品店舗

そごう・西武は6月1日から、西武池袋本店2階に「新・携帯用品リミテッドエディション」売場を新設する。
震災後、帰宅困難や停電などを経験した生活者の間で、「いざというときの備え」に対する意識が高まっていることに対応したもの。
防災グッズにありがちな、「かさばる」「仰々しい」といった品揃え課題がクリアされていなかったことを反省し、「持ち運べるコンパクトさ」「機能性」「デザイン感度」「長く使えるクオリティ」の4つのポイントにこだわった携帯用品の編集売場を開始する。
重点ターゲットは主力購買層となる30代~の働く女性に設定。ターゲットと同年代の女性バイヤー10名のプロジェクトで売場を開発した。
売場面積は約40㎡で、扱いアイテムはバッグ、衣料、インテリア雑貨、季節雑貨、エマージェンシー用品など700品目。初年度売上目標は8000万円。
売場展開に先立ち、西武池袋本店のクラブ・オン会員8万1950名にアンケートを実施。2399名から回答を得た(女性1836名/男性563名)。
震災体験を踏まえた、「防災グッズを選ぶうえで重視すること」「持っていればよかったアイテム」などを調査。
防災グッズで重視することとしては、「携帯性」を望む人が圧倒的な1位で、2人に1人が選択した。2位の「シンプルな機能」(40代以上に多い)、3位の「多機能」(30代以下に多い)の3項目計で9割を占め、携帯性と機能性が焦点であることがわかったという。

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