UAゼンセン/25年度は新規組合員4万3030人増加
2025年09月04日 16:06 / 経営
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UAゼンセンは9月4日、2025年度(2024年9月~2025年8月)は累計64組合・4万3030人組合員が増加したと発表した。
内訳は、新加盟組合19組合・6908人、企業内組織拡大は45組合・3万6122人。
新規加盟の4万3030人のうち、3万6992人(86%)が短時間労働者(パートタイマー・契約社員など)だった。
9月現在、UAゼンセンの組織は2178組合・193万9075人で、短時間組合員は119万2601人と全体の61.5%を占めている。
永島智子会長は同日開催の記者会見で「25年度は4万人の新規組合員を獲得でき、組合員200万人体制も見えてきた。しかし、日本の労働組合組織率は16.1%と言われており、8割以上の労働者が組合のない職場で働いているということに強い危機感を持っている。今後も、引き続き組織拡大に取り組んでいく」と力を込めて語った。
また、短時間組合員は流通部門・総合サービス部門で特に増えたという。
取材・執筆 鹿野島智子
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