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洋服の青山/都心旗艦店のレディス売場を拡大

2012年10月17日 / 商品店舗

青山商事は10月18日、「洋服の青山」の都心旗艦店の池袋東口総本店、新宿東口店、銀座本店で展開するレディス売場を拡大しフロアを再編する。

<池袋東口総本店地下1階のレディス売場>

昨年度のレディス売上構成比は8.7%。今期は、売場拡大やレディスフォーマル、関連小物などのアイテム強化を通じて、売上構成比10%を目指す。

3店は多層階の売場構成で、そのうちのワンフロアを全てレディス売場にすることで商品展開数を増やし、女性客がレディス専用フロアでゆっくりと買物できる環境を整えるという。

従来から、渋谷駅前総本店、池袋東口総本店、新宿東口店などの主要なターミナル駅前の旗艦店は、就活準備のシーズンになると女子学生の来店比率が上昇していた。

渋谷駅前総本店は地下1階をレディス専門フロアとしていることから女性客が入店しやすいため、レディスの売上構成比が高く、ワンフロア全てをレディス売場にする効果が実証されているという。

池袋東口総本店と新宿東口店はレディス専用フロアを設け、銀座本店は4階のレディス専用フロアを渋谷駅前総本店と同様に地下1階に移動することで、入店しやすい環境を目指す。池袋東口総本店は、レディス商品を取扱う売場として「洋服の青山」で最大の売場面積(約100坪)とした。

売場面積を拡張したことで各店約1.5倍~2.5倍の商品数に増やし、これから徐々に本格化するレディスの就活スーツや、フレッシャーズ、フォーマル需要に対応する。

2006年の2月から全店でレディス商品の取扱いを開始して以来、女性専用のフィッティングルームの設置や、女性スタッフの増員、好感度が高い女性タレントの佐々木希さんや武井咲さんをキャラクターに起用するなど、女性客が来店しやすい売場づくりをすすめている。

現在、レディスの売上は就活スーツを中心に前年比で年間10%以上の高い伸びを続けているという。

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