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P&G/為替の影響受けるも、通期予想は据え置き

2012年10月29日 / 経営

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は10月25日、第1四半期(2012年9月30日終了)決算を発表。純売上高は前年同期比4%減の207億3900万ドル(約1兆6383億円)だった。為替変動の影響が、純売上高を6%押し下げた。為替などの影響を除いた本源的売上高(オーガニックセールス)は同2%増と、会社の予想レンジ上限に達した。

P&Gに帰属する純利益は、7%減の28億1400万ドル、継続的事業における希薄化後の1株当たり利益は0.96ドルだった。1株当たりのコア利益は前年同期から5%増え、1.06ドルとなった。

2013年度通期の見通しについて、同社は本源的売上高の前期比2%~4%増の予想を据え置いた。為替変動の影響が売上高を2%~3%圧迫するとの見込みから、純売上高は1%増としている。

1株当たりのコア利益予想は、3.80ドル~4.00ドルのレンジ(前期の1株当たりコア利益は3.85ドル)で据え置いた。

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