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高島屋/ベトナムの不動産開発プロジェクトに参加

2012年12月17日 / 店舗海外

高島屋は12月14日、子会社の東神開発が、アジア有数の不動産ディベロッパー「ケッペルランド社」の子会社の株式33.4%を取得すると発表した。

ベトナムのホーチミン市中心部のレロイ通りに面する敷地で、ケッペルランド社が推進する大規模開発プロジェクト「サイゴンセンター」に参画するもの。サイゴンセンター1期事業の株式68%はケッペルランド社が保有する。

プロジェクトの2期事業は2月に、タカシマヤシンガポールリミテッド(シンガポール髙島屋)の100%出資による百貨店の出店、東神開発による不動産事業への出資に係る契約を締結し、現在、開発計画を進めている。

今回、取得する1期ビルは1996年に開業し、高感度なショッピングの場として、外資系金融機関、商社などが集まるインターナショナルグレードのオフィスビルとして高く評価されているという。

2015年開業予定の2期ビルとは、低層部の商業ゾーンが完全に一体化される計画で、店舗面積の合計は約5万5000㎡となる予定だ。

1期、2期の商業ゾーンについては、東神開発のシンガポール子会社(東神ディベロップメントシンガポール)がケッペルランド社の子会社と設立予定の商業マネジメント会社と一体的に運営管理することを予定する。

今後、エリアNO.1の商業施設を目指し、都市の成長に合わせて商業施設を拡大する増床計画を検討するという。

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