流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





三井不動産/台湾北部に200店舗のアウトレットモール

2013年02月27日 / 店舗海外

三井不動産は2月27日、台湾北部の新北市での入札案件「林口中商36公共用地企業誘致計画」にて、事業者として決定したと発表した。

<完成予想パース>

台湾新北市のBOT入札に三井不動産が応札し事業者として選定されたもので、台湾北部最大級のアウトレットモールとなる。開業は2017年を予定する。

台北中心部から車で約30分、国際空港の桃園空港から車で約20分の距離にあり、2013年開業予定の地下鉄「林口」駅やバス停留所も近くにある交通至便なロケーション。

新北市政府が開発を推進する「林口特定区」の中心に位置し、将来的には特定区で35万人の居住人口を見込んでおり、今後の発展が期待される地域という。

アウトレット施設としては約200店舗規模のラグジュアリーからインターナショナル、スポーツカジュアルまで、幅広いファッションブランドを誘致する予定。

シネマコンプレックスやスーパーマーケット、多様な飲食店舗なども整備する予定で、周辺居住者から観光客までの幅広い客層・ニーズに応える商業施設を目指す。

計画は、台湾における三井不動産初の事業。日系テナントのアウトバウンドニーズにも対応できるという。

海外事業を成長分野の一つに位置づけ、これまでアジアでは中華人民共和国でのアウトレットモール(浙江省寧波市)事業をはじめ、天津エコシティや上海ニュータウン「好世皇馬苑」などでの住宅分譲事業を展開し、東南アジアにおいては、クアラルンプール(マレーシア)にてアウトレットモールの開発を推進している。

海外事業については、2017年度までに約5000億円の投資を行うことをイノベーション2017(2012~2017年度グループ中長期経営計画)において策定している。

計画概要
所在地:台湾新北市林口区建林段381,381-1,382,383
事業形態:ファクトリーアウトレット
敷地面積:約67,340㎡
店舗面積:約45,000㎡
店舗数:約200店
スケジュール:2015年着工、2017年オープン(予定)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧