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三井不動産/マレーシアに東南アジア最大級のアウトレットモール

2013年08月21日 / 店舗海外

三井不動産は8月21日、マレーシアに計画している(仮称)三井アウトレットパーククアラルンプール国際空港(KLIA)について、共同事業パートナーのMAHB社と合弁契約を締結し、合弁会社MFMA DEVELOPMENT SDN.BHD(MFMA社)を設立したと発表した。

<完成予想パース>

事業推進は、MFMA社が行い、MFMA社への出資比率は三井不動産70%、MAHB30%。MFMA社はMAHBから土地を賃借し、建物を建設後テナントに賃貸する。

マレーシアの今後の人口、富裕層、観光客の増加など、クアラルンプールの商圏を再度検証した結果、第1期の事業規模を拡大し、これに伴い事業スケジュールなどの変更を行った。

特に空港からの観光客誘致については、空港ターミナルビルと同施設を結ぶシャトルバス運行のほか、施設内にチェックインカウンターやフライトの運行掲示板を設置するなど、利便性を向上させることで、より一層の集客を図る計画という。

約180,000㎡の広大な敷地を生かした本格的なアウトレットモールとして計画し、最終期には全体で店舗面積約46,300㎡、店舗数約260店舗となり、自社アウトレットモールとして最大級の施設、東南アジア最大級の施設へ拡張する予定だ。

テナントについては、欧米、アジア、日本のブランドを想定し、ラグジュアリーブランド、カジュアルブランド、セレクトショップなどを中心に幅広い業態で構成する。マレーシアを訪れる年間約2,500万人の観光客も利用できる飲食店の誘致や日系企業のアウトバウンドニーズの取り込み、エンターテインメント要素の導入なども検討している。

計画概要(第1期)
店舗面積:約25,000㎡
店舗数:約140店
スケジュール:2013年内着工、2015年初頭オープン
店舗面積:約46,300㎡
店舗数:約260店

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