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ザラホーム/日本初上陸、横浜・大阪に26日オープン

2013年04月25日 / 商品店舗

ZARAなどアパレルブランドを運営するスペインのINDITEXグループのザラホーム・ジャパンは4月26日、横浜市の商業施設「ららぽーと横浜」と大阪駅北口の複合施設「グランフロント大阪」に2店同時出店する。

<ZARA HOME>

日本初進出となる店舗で、ららぽーと横浜店の店舗面積は約340㎡、売場面積約248㎡、グランフロント大阪店の店舗面積は約500㎡、売場面積は約400㎡で出店する。

今後も、路面店、ショッピングセンター、駅ビル、ファションビルなどへの出店を検討するという。

<ららぽーと横浜店の店内>

ザラホームはインテリアファッションブランドの専門店。商品の約70%は、ベッドリネンやバス、テーブル用のホームテキスタイルが占める。そのほか、テーブルウェアや食器、部屋着やギフトアイテムなどの家庭用雑貨も販売する。

<ショールームのディスプレイ>

ブランドの設立は2003年で、現在35か国に357店を展開する。スペイン本社には、専属デザイナーが10人ほど常駐し、アパレルブランドのZARAと同様に、1週間に2回、新商品を投入する。総アイテム数は約1万5000アイテムで、全てオリジナル商品を展開する。

<店内入口のディスプレイ>

商品は売り切りで販売し、基本的に同じ商品は販売しない。ららぽーと横浜店の石岡慎吾店長は「ベットルーム、キッチンルーム、バスルームをヨーロッパスタイルでデコレーションできる店舗」と語る。

<エスニックコレクションのディスプレイ>

商品は春夏、秋冬の年2回、シーズン対応を実施。ホワイトコレクション、コンテンポラリーコレクション、カントリーコレクション、エスニックコレクション、0歳~6歳までの子ども向けのキッズコレクションの5つのラインを展開する。

<ジャングルがテーマの商品群>

<木の化石を使用した灰皿など>

各コレクションは、テイストや色合いを軸に、3つのグループで構成する。今シーズンのホワイトコレクションは、アトランティスの伝説に触発された、トロピカルカラーやエキゾチックな動物などをモチーフとし、ジャングル、オーシャン、コーラルバタフライの3つのグループで構成する。木や貝殻、角、竹といった天然素材を使用したオブジェや生活雑貨などを販売する。

<コンテンポラリーコレクション>

ヨーロッパでは日本の美に関する関心も高く、コンテンポラリーコレクションでは、華道をテーマにした。色合いを基軸に、グレーやシルバーを基調にしたもの、アクアブルーやターコイズグリーンを基調にしたもの、マゼンタやピンクなど暖色系のものの3つのグループを販売する。

<カントリーコレクション>

カントリーコレクションは、ヨーロッパのデザインに東洋様式を取り入れた。ピンクの色彩の商品、グリーンの色彩の商品、白を基調にホテルをイメージした商品をそろえた。

<エスニックコレクション>

エスニックコレクションは、色を強調したシリーズで、デジタルプリント技術を活用した商品を展開。ナチュラルトーンの色彩の商品、ペイズリーなどの色柄の商品、ナチュラルトーンにピンクなどの刺しゅうを加えフェミニンな印象とした商品を集めた。

<キッズコレクション>

<子ども服用のハンガー>

キッズコレクションでは、サマーキャンプ、モダンエンジェル、ワンダーランドといったテーマ別の商品を展開。子ども用の寝具のほか、部屋着を中心とした子ども服などを販売する。

<食器売場>

<食器売場のディスプレイ>

ららぽーと横浜店では、店舗奥に食器売場を展開。食器も4のコレクションの色合いやテイストに対応する形で商品づくりをしている。

<無地を基調としたベーシックシリーズ>

主力のベットリネン用品ではベーシックシリーズを展開。無地の商品を展開し、色柄ものとの組み合わせなども提案するという。

<レジ裏で枕やかけ布団の中材を販売>

レジ裏では枕やかけ布団の中在を販売し、枕カバーやかけ布団カバーとあわせて購入できるようにした。ギフト需要も見込まれるため、レジではギフトボックスを準備し、簡易な包装であれば対応できるという。

店舗概要
所在地:神奈川県横浜市都筑区池辺町4035-1
ららぽーと横浜2階
TEL:045-414-2735
営業時間:10時~21時
店舗面積:約340㎡
売場面積:約248㎡

<ヨーロッパで売れ筋のフォトフレーム>

<砂時計>

<ルームウェア>

<レジ>

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