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西武渋谷/新インポート編集売場、COMPOLUXオープン

2013年10月22日 / トピックス商品店舗

西武渋谷店は10月22日、B館3階に新インポート編集売場「COMPOLUX(コンポラックス)」をオープンした。売場面積は330㎡で、改装により客数のアップを図り、フロア全体で前年越えの売上を目指す。

<COMPOLUX>

衣料品15ブランド、服飾雑貨15ブランドを展開。ブランドの約半数で買い取り仕入を導入し、自主編集で商品を販売する。

<帽子、靴、鞄を一体でディスプレイ>

取扱ブランドは、カルヴェン、3.1フィリップ リム、ティスケンスセオリー、ラグ&ボーン、10クロスビー・デレク ラム、ヴァネッサブリューノ、ヴィンス、A.L.C、ジョナサン シムカイ、RHIEなどのアパレルのほか、雑貨では、アウドクシアなど展開する。

<服飾雑貨のディスプレイ>

コンポラックスとは、コンテンポラリーとラグジュアリーを掛け合わせた造語で、ラグジュアリーなインポートウェアを等身大のリアルクローズとして、取り入れてもらう提案をする。

<吊り下げ什器でブランドごとに展開>

「女性バイヤーが、働く女性として自らも着たいと思える服を買い付け。ニューヨークを中心に今が旬のブランドから、トレンドを取り入れながらも一過性にならない、バランスのよいアイテムを厳選した」(同社)。

<壁面のディスプレイ>

ブランドごとの仕切りを極力排した売場を採用し、ブランドの垣根を越えた接客を重視。トップスとボトムス、インナーとアウターを別ブランドで組み合わせるといった、自主編集ならではの自由な選択を楽しめる販売体制を目指す。

<装飾のフェンスの柄を変え、売場区画を表現>

百貨店から遠のいているといわれる30代~40代の女性をターゲットとして、従来の服選びの決まりごとから離れた高いファッション性と個性を求めるニーズに対応する。

<白と黒を基調としたディスプレイ>

商品の中心価格帯は、ワンピース8万円~10万円、ブラウス・ニット5万円~6万円、パンツ・スカート5万円程度。店内には、通常の試着室よりも広いベンチ付きの試着室を6室そなえた。

<試着室>

ブランドをミックスして提案できる自主編集売場の利点を生かし、帽子、バッグ、靴を含めた全身コーディネートのほか、手持ちの洋服との組み合わせによる1品販売も行い、顧客のニーズに合わせたコンサルティング販売を目指すという。

<仕切りは天井からぶら下げる可動式>

売場の什器と環境は、デザイナー・建築家の佐藤オオキ氏が運営するデザイン集団「nendo」が担当。店内什器の仕切りは天井からの吊り下げ式を採用。稼働式とすることで、売場の変化を自由につけられる汎用性を持たせた。

<公園をイメージした店内>

店内は、公園をイメージして解放的な設計とした。ミラノやパリの住宅街にあるフェンスをイメージした什器で7つの柄を展開。什器のパイプにLED照明を使用し、商品の質感を浮かび上がらせる工夫をした。

<レジ>

床は通常のピータイルを3色使い、石畳のような模様をつけることで、ヨーロッパの街並みをイメージしたという。

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