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日本橋三越/ライオン像、コートを着用

2013年12月04日 / トピックス店舗

日本橋三越は12月4日~10日、本館1階中央ホールで、コートを着用したライオン像を公開する。

<コートを着用したライオン像>

サンヨーウィンターコートキャンペーンの一環で、来年100歳を迎えるライオン像のために、三陽商会が特注のコートを作成した。

生地、ボタンなど、素材はすべて、実際のコートと同じものを使用、製作コストは通常商品の5倍で、価格はつけられないという。

<ライオン像のお披露目セレモニー>

ライオン像は1914年(大正3年)9月15日に、三越本店新館の正面入口両側に設置された。足から尾までの長さは269cm、高さは120cm、幅は107cm、青銅製で約280kgある。

ロンドンのトラファルガー広場にある提督像を囲むライオン像を模したものという。

<中三越本店店長(左)と字引三陽商会常務執行役(右)>

12月4日、コートを着用したライオン像のお披露目セレモニーが開店前に開かれ、三陽商会の作成した100年コートを着用した日本橋三越本店の中陽次店長と三陽商会の字引康二常務が除幕を行った。

字引氏は「三越の中店長から、日本の伝統、文化、素材など世界に誇れるもので何かできないかと提案をいただいていた。当社は今年4月に創業70周年をむかえ、100年コートの発表しており、この企画につながった。三越の象徴ともいえるライオン像に当社のコートを着せていただけることは大変、栄誉のあることだと思う」とあいさつした。

<中陽次店長>

中店長は「今回の取り組みは、字引さんと飲みながら、何か面白い企画ができないかと考えて実現した。来年はうちのライオン像が100歳で冬は寒いから、コートを着せたいと提案したところ、今回の企画となった。ライオン像は震災、戦争を乗り越え、100年愛されてきた。三陽商会の100年コートもライオン像と同様、100年愛される商品になってもらいたい」とあいさつした。

<ライオン像とコートスタイル提案>

中店長は「来年度は、ライオン像の100歳を記念した企画を色々と打ち上げたい。消費税増税に打ち勝つためにライオンの力を活用したい」と語った。

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