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イオンエンタ-テイメント/カフェ事業に参入、幕張新都心に1号店

2014年05月29日 / トピックス商品店舗

イオンシネマを展開するイオンエンタ-テイメントは5月19日、千葉市の「イオンモール幕張新都心ペットモール」1階に、移動式のカフェをオープンした。

<カフェ>
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事業多角化の一環として、新たにカフェ事業に参入するもので、可動式のドリンクスタンドを展開する。今年度中には、2~3店をイオンモール内に展開する予定で、初年度売上目標は3000万円。

<商品ディスプレイ>
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1号店は約2坪の稼働式ドリンクスタンドで、コーヒー、紅茶などのドリンクとベーグル、ブラウニー、ポップコーンなどを販売する。

<メニュー>
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まずはイオンモールなど、イオングループ内で出店する予定で、3年程度で100店、売上高10億円を目指す。

<1杯ずつコーヒーを抽出>
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事業の目的について、久保野純也新規事業開発部部長は「映画以外の新しいエンタ-テイメントを通じて、楽しい空間を作ることを目指して、カフェ事業を開始した。お客さんの要望のある場所でサービスを提供することを考え、1号店は可動式スタンドを採用した」と解説する。

<ペットモールの休憩スペースに出店>
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カフェ事業への新規参入のため、メニューは基本的に、既存のイオンシネマの売店で販売する商品とは異なる商品を投入した。移動式カフェのため、調理設備は持たずに仕入商品を販売する形式を採用した。

<キャラメル&プレッツェルポップコーン>
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1号店では、試験的な取り組みとして、シネマの売店で販売する「キャラメル&プレッツェルポップコーン」(220円)も販売する。

集客力のあるモールでは、土日を中心にフードコートを含めた飲食店のキャパシティを超える来客があり、手軽な軽食を楽しむのが難しいこともあるという。

今後も、モールのイベントスペースや大きな通路など、人がくつろげる場所で空間が確保できる場所などへ出店する予定だ。

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