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大丸松坂屋百貨店/コミュニティサイト「上野が、すき。」を開設

2014年09月12日 / トピックス店舗

大丸松坂屋百貨店は9月10日、コミュニティサイト「上野が、すき。」を開設した。

上野の街や上野店が好きな人との接点を広げ、情緒的なつながりを深めながら、店づくり、街づくりに関する「共創」関係を築く取り組み。

魅力的な街づくりはどうあるべきかという観点から、大丸、松坂屋、パルコなどJFRグループの店舗を核に、店舗周辺の遊休不動産の活用なども合わせ、グループの総力を結集して街の活性化に取り組みます。エリアとしての街の魅力を向上させることで、ビジネス機会を見出し、グループの成長につなげるアーバンドミナント戦略の一環。

サイトは「情報エリア」と「コミュニティエリア」で構成され、「情報エリア」の大きな特徴は、地域と連携してコンテンツを作成する点にある。

上野店の社員12人が編集部員として社内外の情報を取材するだけでなく、上野観光連盟のほか、上野地区の商店会、公共施設、大学やブロガーなどに参画してもらい、上野のさまざまな魅力を発信し、上野の街への関心を高め、来街者の増加につなげる。

「コミュニティエリア」は、ソーシャルメディアを活用し、オーナーや参加メンバーが提示したテーマについて自由に語り合う場で、会員登録すると参加できる。

そこで提供された情報を編集して「情報エリア」に掲載したり、交わされた意見を上野店の施策や街のイベントなどの参考とすることで、参加メンバーの「共創」意識を醸成し、最終的には店づくり、街づくりに積極的に関与してもらえる関係づくりを目指す。

会員登録数目標は、1年間で1万人とした。今回の取り組みにより、情緒的なつながりの深化から、共創関係の構築に至るノウハウを蓄積し、他のエリアでのアーバンドミナント戦略に活用するという。

■「上野が、すき。」
http://digest.beach.jp/ueno-matsuzakaya/

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