伊勢丹相模原店と相模大野駅周辺商店会連合会は4月30日、相模大野地域の活性化を目指した新たな「地域一体型ポイントカード」システムを導入する。
サイモンズによって開発された循環型ポイントシステムを活用する取り組みで、大規模小売店と地域商店街が連携した日本初の地域一体型ポイントシステムという。
サービス開始時は、ポイントカード加盟店は伊勢丹相模原店と10店程度となるが、1年間で100店の加盟店を目指す。また、サイモンズネットショッピングモール、サイモンズ加盟店舗(約2000店)でもポイントが付与される。
商店街の対象店舗で、買い物時に該当カードを提示するとポイントを付与する。伊勢丹相模原店では、現金での買い物時に該当カードを提示すると、伊勢丹相模原店がポイントを付与する。
付与されたポイントは、商店街で利用できるが、伊勢丹相模原店では利用できない。
従来の大規模小売店と地域商店街などが共同で実施しているポイントカードでは、大規模小売店>地域商店街の図式となり、結果として継続が難しく地域の活性化に結び付く事例が少なくなっている。
そのため、商店街での利用促進に協力する、大規模小売店と地域商店街の共生を構築したモデルを採用した。
積算ポイントは最長2年で失効するが、失効ポイントは、地元相模原地域のさまざまな活性化活動に活用するという。
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