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スターゼン/3月期は売上高10.1%増、営業利益95.5%増

2015年05月12日 / 決算

スターゼンが5月12日に発表した2015年3月期決算は、売上高2825億7500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益38億5000万円(95.5%増)、経常利益46億6300万円(76.6%増)、当期利益28億3300万円(62.1%増)となった。

食肉関連事業は、牛・豚の出荷頭数減少や円安による影響から国内における食肉相場の上昇が続く中、安定した供給体制による販売を行った結果、売上高は2795億1700万円(10.1%増)となった。

国産牛肉は、出荷頭数が減少して相場が上昇したが、積極的な拡売に努めた結果、売上高は前年を上回った。

国産豚肉は、豚流行性下痢(PED)の流行により出荷頭数が減少し相場が上昇したが、安定的な集荷・生産体制の下で拡売に努めた結果、売上高は前年を上回った。

国産鶏肉は、前年並みの生産量だったが、生産量が減少した豚肉の代替需要から引き合いが強く、売上高は前年を上回った。

輸入牛肉は、アジア諸国の需要増や北米における生産量の減少に伴う現地価格の高騰や円安の影響から国内相場が上昇し、米国西海岸における港湾ストライキの影響があった。そのため、売上高は前年を上回った。

輸入豚肉は、輸入量は前年を上回ったが、現地価格の高騰や円安の影響から冷蔵品を中心に国内相場が上昇し、米国西海岸における港湾ストライキの影響があった。そのため、売上高は前年を上回った。

輸入鶏肉は、割安感から加工原料需要が高まり輸入量、相場ともに前年を上回って推移した結果、売上高は前年を上回った。

来期は、売上高2900億円、営業利益38億円、経常利益45億円、当期利益23億円の見通し。

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