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Taco Bell/世界最大のメキシカンフード・チェーン、渋谷に上陸

2015年04月20日 / トピックス商品店舗

アスラポート・ダイニングは4月21日、東京・渋谷にメキシカン・ファストフード「Taco Bell(タコベル)」の日本1号店「Taco Bell(タコベル)渋谷道玄坂店」をオープンする。

20日に報道関係者向けに内覧会を開催した。

<タコベル渋谷道玄坂店>
タコベル渋谷道玄坂店

タコベルは、1962年にアメリカ・カリフォルニア州で創業した世界最大のメキシカン・ファストフードチェーンで、タコスやブリトーなどを中心に販売する。世界に約6500店を展開、売上高は80億ドルで、約15万人の従業員が働いてる。

現在は、ケンタッキーフライドチキン、Pizza Hutなどを運営するYUM! Brands, Incの子会社となっている。

<タコベルの事業規模>
タコベルの事業規模

日本では、グループで焼肉店、焼鳥店、居酒屋などを運営するアスラポート・ダイニングが、Taco Bellとフランチャイズ契約を締結して事業を開始した。Taco Bellは、海外展開にあたっては、独占契約を締結しない方針で、アスラポート・ダイニングとの契約も単なるフランチャイズ契約だという。

<店舗展開>
店舗展開

来日したMelissa Lora(メリッサ・ロラ)Taco Bell International Presidentは「タコベルは、世界に6500店、80億ドルの売上と15万人の従業員がいる世界最大のメキシカンフード・チェーンだ。米国には6250店を展開しているが、海外は26か国に250店しか店舗がなく、大きな成長機会がある。海外進出にあたり日本は非常に重要なマーケットだ」と語る。

<創業者グレン・ベルの言葉>
創業者グレン・ベルの言葉

日本進出あたっては、創業者のグレン・ベルの「ベストなアイデアは、一番シンプルであることが多い」という言葉を参考に、主力メニューは、4つの定番メニューと2つの日本オリジナルメニューに絞り込んだ。

<米国でのメニューの変遷>
米国でのメニューの変遷

米国でも、まずメキシコ料理に馴染みのないアメリカ人に、メキシコ料理の味わいを伝えることから始め、その後メニューを多様化していったという。

<日本の主力メニュー>
日本の主力メニュー

<日本限定メニュー>
日本限定メニュー

日本限定メニューとして、わさびマヨネーズを使用した「シュリンプ&アボカドブリトー」と日本人になじみ深い米を使用した「タコライス」を用意した。

<Live MAS!>
Live MAS!

ロラ氏は「我々は、Live MAS!(新しいことに挑戦すれば、人生はもっと楽しい!)というキャッチフレーズを持った企業だ。日本でもLive MAS!の精神で、メキシカンフードを広めていきたい」と語った。

<檜垣社長とロラ氏>
檜垣社長とロラ氏

檜垣周作アスラポート・ダイニング社長は「焼肉、焼鳥、居酒屋といった夜の業態を主力とする当社にとって、新たに昼の需要を開拓する事業と位置付けている。昼の需要を開拓する上で、タコベルのような世界有数のファストフードチェーンをオープンできることを嬉しく思う」と語った。

<店舗外観>
店舗外観

渋谷道玄坂店は、渋谷駅からBunkamuraへ続く、文化通りから、路地に入った立地。店舗面積は1階と地下1階を合わせて、98坪で、席数は104席を配置した。

<注文カウンター>
注文カウンター

店舗デザインは、海外展開を進める上で開発した、ブランド、商品を体現する新コンセプトを採用。本社のあるカリフォルニア、メキシコのテイストを盛り込んだ若々しく、都会的な内装が特徴という。

<オープンキッチン>
オープンキッチン

オープンキッチンスタイルを採用し、調理の様子や原材料がお客からも見える造りとした。ロラ氏は、日本での事業展開計画は、明言を避けたが、「まずは1号店をしっかりと運営していきたい。日本の人々に1号店でしっかりとメキシカン・ファストフードを紹介して、今後を検討したい」と語った。

<地下1階の客席>
地下1階の客席

店舗概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-14
TEL:03-6427-8543
営業時間:10時~23時
定休日:無休
店舗面積:98坪
席数:104席

■Taco Bell
http://tacobell.co.jp/splash/

<カウンター>
カウンター

<1階全景>
1階全景

<1階客席>
1階客席

<地下1階の客席>
地下1階の客席

<注文は4ステップで>
注文は4ステップで

<米国では、1ドルメニュー、フリードリンクを初導入>
米国では、1ドルメニュー、フリードリンクを初導入

<オープン前の記念撮影>
オープン前の記念撮影

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