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ゴンチャジャパンは9月27日、原宿・表参道エリアに、台湾ティー専門店「Gong cha(貢茶)=ゴンチャ」の日本1号店「ゴンチャ原宿表参道店」をオープンする。
ゴンチャは2006年に台湾で誕生し、アジア、オセアニア、北米エリアで800店超を展開するアジアンティーブランドで、日本初出店となる。17日、関係者向けに内覧会を開催した。
1号店の店舗面積は約50㎡、客席数20席、平均客単価は750円で、月商700万円、年商で8000万円を目標とした。約30㎡で客席を持たないテイクアウト専門のスタンド形式の出店も予定しており、首都圏を中心に、2年目で10~15店を出店、3年で50店体制を計画する。
上質な台湾ティーをベースとする30種類のドリンクメニューにはミルクティーのほか、フルーツティー、スムージーなどを取りそろえ、パール(タピオカ)、チアシード、アロエなどのトッピングとの組み合わせもできるのが特徴。
日本では3月にゴンチャジャパンを設立。リヴァンプが経営全般のパートナーとして参画し、日本での店舗運営を行っている。
ジャスミングリーンティー、ウーロンティー、ブラックティー(紅茶)、阿里山ウーロンティーの4つの台湾茶をベースに、商品を構成する。
ジャスミングリーンティー、ウーロンティー、ブラックティーは、S税別300円、M350円で展開。Lサイズはアイスのみに対応し450円で販売する。阿里山ウーロンティーはワンランク上の商品でプラス50円の価格設定とした。
カフェインレスのドリンクニーズに対応するため、ハニーレモンジュース(S400円)、ハニーグレープフルーツジュース(S430円)も用意した。
注文時に、ドリンクを選択し、甘さ、氷の量、トッピングを選択し、自分好みの味わいを作れるのが特徴。お茶にあうトッピングとして、パール(タピオカ)、アロエ、バジルシード、ミルクフォームを各70円で販売。10月中旬からは、ナタデココも70円で提供する予定だ。
メニューの味わいは、台湾本国の味わいをできるだけ再現した。台湾では、ベースとなるお茶は約10種類程度あるが、日本では4種類から展開する。将来的には、日本でもお茶だけを単品で楽しむことを中心とした商品などベースとなるお茶を増やす方針だ。
サイズ展開では、女性が飲みやすい大きさも考慮し独自規格としてSサイズを投入した。台湾では甘さは、ゼロ、リトル、レス、レギュラー、マックスの5段階だが、日本ではリトルを除く4段階とした。
Mサイズでも、通常のコーヒーショップではLサイズ以上の量目とすることで、お得感を演出する。タピオカは、もちもちとした独自の食感で、ドリンクでありながらスイーツとしても楽しめる要素もある。
物販では、マイボトル1000円、茶葉を入れてお茶を作ることができるティーボトル1500円を販売する。現在、フードの取り扱いはないが、韓国の店舗ではロールケーキやタルトの販売も行っており、日本でも将来的にスイーツ系のフードメニューを検討する。
台湾では10代~20代の女性をターゲットとするが、日本では20代~30代の女性をターゲットとした。
今後の出店候補地は、1都3県を中心とした首都圏で、山手線沿線の池袋、渋谷、新宿、表参道、原宿、丸の内、有楽町、銀座のほか、お台場などを重点地域とする。
オンでもオフでも利用しやすいターミナル駅のある立地でブランディングを行い、その後、武蔵小杉や川崎などヤングファミリー層の強い郊外のショッピングセンターへの出店を検討する。
2016年12月までには、フランチャイズによる展開も予定しており、地方都市での出店を検討したいという。
葛目良輔取締役COOは「お茶は家庭に当たり前にある存在で、外食で楽しむ習慣はない。ゴンチャを出店することで、美味しい台湾茶・中国茶を日常的に気軽に楽しむ提案をしたい。家では出せない特別な味わいが外食の魅力の一つであり、ゴンチャでもタピオカなどのトッピングを含め、ちょっと特別感のある商品を丁寧に提供していきたい」と語る。
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